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なぜテンションはメインよりクロスを落とすのか。

ラケットが木でできていた時代は横糸のテンションは縦糸より落として張ることがストリンガーの常識だったそうです。
木のフレームには耐久性がないため、縦に長いラケットフェースに、縦横同じテンションで張ったのでは、縦に押しつぶされてしまうため、横を落とさざるを得なかったそうです。

ラケットが進化した今もクロスは落とすというのが常識だと色々なところで聞きます。
果たしてどうなのか・・・

横糸を落とさずに張った場合、多少の変形はあるものの、致命的なダメージを与えることはありません。
ただ横糸を落としたほうがフレームに優しいのも事実と書かれてあるのを読むとそれはそうだろうな、と思えます。

それにしても最終的には、テンションはその人次第とありますから大変な世界に足を踏み入れているような気がするなぁ。
前にも書いたけど、カメラとレンズの関係によく似ています。
[voice icon=”https://tokyocanary.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_0451-1.jpg” name=”ハミー” type=”l”]ハマるなよ!![/voice]
[voice icon=”https://tokyocanary.com/wp-content/uploads/2017/09/691b63e56f259ada592ccb22be500e24.jpg” name=”サム” type=”r”]もうはまってます![/voice]

レンズにはレンズ沼というのが待っています。
つまり、持っても持ってもまだ持ちたいという・・・抑えきれなくなる欲望の世界です。
ガットはそうはならないだろうけど、いわゆる正解のない世界に入っていくような気がしています。

飛びすぎてボールがアウトする。
球離れが悪い。
インパクト感が弱い。
なら、テンションを上げる。

飛びが物足りない。
硬く感じる。
ガットにボールが乗らない。
腕に伝わる振動が気になる。
なら、テンションを下げる。と書いてある記事を読みました。

今のBURN95JCVに張ってあるプロハリケーンツアー125のテンションは48ポンド
感触としては、
何よりインパクトが弱いのは実感している。
ボールがアウトする感じもある。アウトするというより、以前は入っていたのが抑えきれていない感じ。
球離れ、についてはどうだろうか。
よくわからないというのが正直なところか・・・。

テンションを上げる項目に当てはまるのが多いとなれば、これはテンションは上げる方が正解(のような気がする。)

ならば、テンションはなんポンドくらいが正しいのか。
前に使っていたのはバボラのアエロプロドライブ
ここで自分にとっての最適解は52ポンドくらいだった。
最適解なんておごった言い方は合ってないかも。
なぜなら、52以上上げたことはないし、そんなに頻繁に張り替えできる身分でもないから。

でも一応それを参考にしてみたい。
ラケットのフェイスは、バボラの100からバーンの95に小さくなった。
ということは、面の関係から52よりも少し、低くても良い・・・かも。

よし、51ポンドにしよう。
すごい判断したみたいだけど、ただの気分です。

メインとクロスは同じテンションがいいか、それとも変えるか。
変えるとすれば、クロスを低くするのか、高くするのか・・・

ここで、またまた色々探す羽目に。
ソーホーストリンガーさんの記事にこう書いてありました。

<A>縦横同じテンションで張る

ラケットとガットが実際に持っている性能をフルに発揮する張り方だと思います。
飛びを抑え、コントロールを最大限に発揮します。打球音も非常に小気味よくなります。お勧めです。

<B>横糸のテンションを落とす

落とす量が大きいほどボールの飛びを重視した張り上がりになります。その分コントロールを犠牲にします。打感も悪くなります。
今持っているラケットでどうしても飛びが物足りないときは、多めに落としてください。
ただ、横糸のテンションを落とすと同時に打感の良さも落ちてしまいますので、飛びが欲しいときはまずは飛びの良いガットで対処しましょう。
それでも飛びが物足りないときに横糸のテンションを落としてください。

<C>横糸のテンションを上げる

言葉では表現できない独特の打球感があります。スイングスピードの遅い人にはコントロールは無理だと思います。
コントロールが非常に難しいのですが、それができた時のボールは、受ける相手にとって、とらえづらい独特なボールが行くようです。
縦糸の本数の多いラケットの場合、この方がコントロールが良くなる場合があります。

縦横同じテンションは今までと同じ。
わかる気がする。

横糸のテンションを落とす。
ボールの飛びを重視。コントロール犠牲。打感悪い。
今でも飛ぶんだし、さらにコントロール悪くなって、打感も悪くなるのか。
で、パス。

横糸のテンションを上げる。
表現できない独特の打球感。なんだかしびれる表現だな。
縦糸の本数が多い場合、コントロールが良くなる場合がある。
なぜ?
わからないけど、これだ!と思ってしまいました。

メインのテンションを51ポンドにしたから
クロスのテンションは52ポンドにしよう。

相談して決めたのはこのテンション。
[voice icon=”https://tokyocanary.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_0451-1.jpg” name=”ハミー” type=”l”]相談相手はだれ?![/voice]
[voice icon=”https://tokyocanary.com/wp-content/uploads/2017/09/691b63e56f259ada592ccb22be500e24.jpg” name=”サム” type=”r”]内緒?![/voice]
よし、次はガットを何にするかだ。